Vol.6 3Dスキャンの精度はどれくらい?用途別の目安をわかりやすく解説
コラム
「3Dスキャンって精度はどのくらいなの?」というのはよく聞かれる質問です。
結論から言うと、機種・素材・用途によって変わります。
でも「だいたいどのくらいか」の目安を知っておくだけで、依頼するかどうかの判断がぐっとしやすくなります。
- 「精度」って何を指しているの?
- 3Dスキャンの精度の目安
- 精度に影響する3つの要因
- 用途別に必要な精度の目安
- 「うちの部品に使えるか?」の考え方

「精度」って何を指しているの?
まず「精度」という言葉の整理からはじめましょう。3Dスキャンの精度とは、「スキャンで取得したデータが、実際の寸法からどれだけズレているか」を示す数値です。
たとえば精度±0.1mmの場合、実際の寸法が100mmの部品をスキャンすると、データ上では99.9〜100.1mmの範囲で取得されるということです。
・±0.05mm → 高精度(一般的な機械部品向け)
・±0.1mm → 標準精度(形状把握・図面化向け)
・±0.5mm以上 → 大まかな形状把握向け
数字が小さいほど正確ということは覚えておいてください。
ただし高精度なスキャンほど時間・コスト・準備が増えます。用途に合った精度を選ぶことが大切です。

3Dスキャンの精度の目安
NONSTOPで使用しているVL-800をはじめ、一般的な産業用3Dスキャナーの精度は±0.05〜0.1mm程度が目安です。機種・対象物・環境によって変わりますが、多くの製造現場のニーズに対応できる精度です。

精度に影響する3つの要因
同じスキャナーを使っても、条件によって精度は変わります。主な要因は3つです。

用途別に必要な精度の目安
「どのくらいの精度が必要か」は用途によって変わります。必要以上の高精度を求めると時間とコストがかさむので、用途に合った精度を選ぶことが大切です。
8| 用途 | 必要な精度の目安 | 備考 |
|---|---|---|
| 形状把握・試作確認 | ±0.3〜0.5mm程度でOK | おおまかな形が取れればよい場合 |
| 図面化・リバースエンジニアリング | ±0.05〜0.1mm程度 | 一般的な機械部品であればこの範囲で対応可能 |
| 品質検査・寸法比較 | ±0.05mm程度 | 設計データとの照合には高めの精度が必要 |
| 精密機械部品・嵌め合い部品 | ±0.01〜0.03mm | 高精度機器または三次元測定機が必要な場合も |
| 航空・医療・半導体部品 | ±0.01mm以下 | 専用の高精度設備が必要。別途ご相談ください |

「うちの部品に使えるか?」の考え方
精度の話をすると「難しそう」と感じる方もいますが、実際の判断はシンプルです。
・数cm〜数十cmサイズの機械部品
・±0.1mm程度の精度でよい図面化・形状把握
・複雑な曲面・アンダーカットがある部品
・数mm以下の極小部品
・±0.03mm以下の高精度が必要な場合
・深い溝・細い穴が多い複雑形状
「うちの部品はどうかな?」と思ったら、まず写真を送ってみてください。NONSTOPではスキャン前の事前確認を無料で承っています。

- ✔3Dスキャンの精度は±0.05〜0.1mmが一般的な産業用スキャナーの目安
- ✔精度に影響するのは素材・サイズ・環境・オペレーターの技術
- ✔用途に合った精度を選ぶことがコスト・時間の無駄をなくすポイント
- ✔「使えるかどうか」迷ったら写真を送って事前確認するのが一番早い

まずはお気軽にご相談ください。見積もり・ご相談は無料です。
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